少し前の話だが、今年のお盆も妻と娘を連れて名古屋から関西の実家へ帰省した。新幹線の混雑にぐったりしながらも、楽しみが先にたつ。娘もすっかりテンションが上がっている。
久しぶりの帰省に、両方のじいじとばあばは朝から落ち着かない様子で待ってくれていたようだ。玄関を開けた瞬間、娘の姿を見つけて駆け寄る二人の笑顔に、帰省してよかったと思った。
娘はリビングに入るなり、ばあばが用意してくれていた絵本やおもちゃに夢中になり、じいじはそんな姿を何度も写真に撮っていた。妻は久しぶりの実家の手料理に嬉しそうで、名古屋生活の話に花を咲かせていた。
私の両親も同じく、娘のためにおもちゃやお菓子を用意して待っていてくれた。手料理に力が入っているのがわかる。食べ切れないくらいの多さ。
娘の好きな果物もあって、とても嬉しそうだ。
せっかくの帰省ということで、両方の両親も誘い、家族そろって関西万博にも足を運んだ。
会場は多くの人でにぎわい、未来的な建築や最新技術の展示や、体験型展示は子どもの好奇心を大きく刺激したようで、「また行きたい」と何度も言っていた。妻も万博ならではのグルメを楽しみ、両親も一緒に歩きながら「こんな機会に家族で来られて良かったね」と何度も繰り返していた。
かなり暑くて心配だったが、娘にとってもいい思い出になったと思った。
帰省中の時間はにぎやかで楽しく、あっという間に過ぎてしまった。みんなが楽しそうだった今回の帰省。次の帰省は正月だ。